コミュニティ財団
この方法は、1914年に米国クリ-ブランドの銀行家であり弁護士でもあったフレデリック・ゴフが、ロックフェラ-のような大富豪でない普通の市民でも、生涯所得の一部を出せば同じような財団を設立できる方法がある筈だと考え、クリ-ブランド財団を設立したのが始まりだと言われている。
今では全米で600以上設立されており、カナダ、英国、オ-ストラリア、ヨーロッパなど世界各国に広まっている。
コミュニティ財団の定義としては、全米財団協議会が以下のように説明している。
''『コミュニティ財団とは、地域社会に対する知識を持ち、公共的関心を代表するものとして選ばれた市民により構成される役員会が運営する公共的な社会貢献機関であり、個人、企業、団体その他から寄付され、遺贈された多数の個別基金を管理する。コミュニティ財団は、寄付者、非営利セクター、地域社会という3つの公的存在の全体に奉仕する。各コミュニティ財団は、この三者のうちのいずれかを他の二者より重視することはできるが、その組織上または規定上、常にこの三者に奉仕することを忘れてはならない。』''
日本においては、大阪コミュニティ財団(http://www.osaka-community.or.jp/index.html)の事例がある。