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    <title>第一次ダンゲロス・ハルマゲドンwiki</title>
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    <description>第一次ダンゲロス・ハルマゲドンwiki</description>

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    <title>トップページ</title>
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    <description>
      *第一次ダンゲロス・ハルマゲドン～血と硝煙の青春～
&amp;font(i,14px){AD1983　私立希望崎学園設立}
&amp;font(i,14px){AD1987　設立後、初めて魔人の入学を許可する。この年に受け入れた魔人は2名。}
&amp;font(i,14px){AD1988　魔人により番長グループが創られ、次第に勢いを増す。}
&amp;font(i,14px){AD1989　番長グループによる学園の支配体制が確立}
&amp;font(i,14px){AD1990　本年以降、魔人の無制限受け入れを学園側が表明。}
&amp;font(i,14px){AD1992　番長グループによる圧政に一般学生が反発。一般学生による自衛組織「生徒会」を結束し、番長グループへ対抗するようになる。}

&amp;font(i,14px){AD1994　番長グループと生徒会の全面戦争が勃発。}

----
#center(){
&amp;size(large){&#039;&#039;第一次Ｄ･Ｈは番長グループが勝利しました&#039;&#039;}
}

----
-特設ページ：http://firstdh.web.fc2.com/
-総合掲示板：http://jbbs.livedoor.jp/game/39801/
-戦闘破壊学園ダンゲロスwiki：http://www34.atwiki.jp/hellowd/

-&#039;&#039;wiki編集用ログイン情報&#039;&#039;
--メンバー名：&#039;&#039;member&#039;&#039;
--パスワード：&#039;&#039;password&#039;&#039;
--※ 文章や効果数値の改変はご遠慮ください 

----    </description>
    <dc:date>2009-07-29T23:28:52+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/2.html">
    <title>メニュー</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/2.html</link>
    <description>
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【作戦会議室】（11/3公開）
-[[生徒会室&gt;http://jbbs.livedoor.jp/comic/4692/]]／[[番長小屋&gt;http://bbs8.aimix-z.com/mttbbs.cgi?room=12033789]]
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-[[総合会議室&gt;http://jbbs.livedoor.jp/game/39801/]]

【決戦】
-[[スケジュール]]
-戦闘内容
-結果
----
【ストーリー：AD1994】
-[[プロローグ]]
-[[決戦（生徒会視点）]]
-[[決戦（番長Ｇ視点）&gt;決戦（番長Ｇセッカ視点）]]

【イラスト＆ＳＳ】
|生徒会|[[イラスト&gt;生徒会イラスト]]|[[ＳＳ&gt;生徒会ＳＳ]]|
|番長Ｇ|[[イラスト&gt;番長Ｇイラスト]]|[[ＳＳ&gt;番長ＧＳＳ]]|
|その他|[[イラスト&gt;その他イラスト]]|[[ＳＳ&gt;その他ＳＳ]]|
----
-[[トップページ]]
-[[メニュー]]
----
**更新履歴
#recent(10)    </description>
    <dc:date>2008-10-31T00:47:51+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/92.html">
    <title>決戦（生徒会視点）</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/92.html</link>
    <description>
      *決戦

「会長、オレたちホントに行かなくていいんですかね？」

　戦闘により崩れかかった生徒会室の片隅で、服部は生徒会長フジカタへと語りかけた。仲間の幾人かは既に前線へ出ているが、彼はフジカタ、ナミダ、乱回胴と共に生徒会室に残っている。ああ見えて意外と生真面目な服部は、先ほどからその事が気にかかって仕方なかった。しかし、フジカタは鷹揚な態度で部下の質問に答える。

「心配ない、服部君。所詮、相手は残り五人。対する我々は八人。それに、じき土田君と日向君も戻ってくる。そうなれば五対十だ。我々の戦闘能力はいまや番長グループにも引けをとらん。いかにやつらが魔人といえど、この人数差では為す術もあるまい」

　生徒会は一般生徒により組織された自治組織である。彼らの目的は番長グループから学園の安全と秩序を取り戻すこと。今回の生徒会と番長グループの抗争では、強靭な肉体と特殊能力を持つ番長グループの魔人たちに一般生徒は終始圧倒され、生徒会は多数の死傷者を出した。だが、戦局の終盤、生徒会に差し入れられた科学教師オオツキの特殊武器が戦況を一変した。魔人と同等の能力を持つ特殊武器を手に入れたことで生徒会は盛り返し、いまや、番長グループの魔人を残り五名というところまで追い詰めていた。

「今頃、範馬君が購買室に陣を構えている頃だ。範馬君が中盤にいれば、番長グループのやつらは一歩たりとも動くことはできん。範馬君の射程距離内に踏み入れば魔人といえど一太刀で斬り捨てられるからな。やつらが動かなければそれはそれで結構。かがみ君のガスがいぶりだすだけだ」

「そうですね……。あの二人に任せておけば、万に一つのしくじりも……」

　生徒会の戦術は即死武器を持つ範馬マキを中央に配置し、敵の動きを牽制。その隙に神経ガスを持つかがみを敵陣深く突入させることにあった。しかし――、

「…………！」

　どさりと音を立て、フジカタの目の前で、不意に乱が倒れた。床に転がった彼は顔面を真っ青に染め、陸に打ち上げられた魚のようにカプカプと口を開閉しながらながら、喉元を押え苦しんでいる。

「――っ！？」

　慌てて乱に駆け寄ろうとしたフジカタだが、強烈な眩暈と疼痛彼を襲った。そして、横では服部ががくりと膝をつく。これは――、

「チッ……。毒……か。不可視性の毒……。おそらく、番長グループの、攻撃……」

「か、会長……。どうすれば……」

「――待て、慌てるな、服部君。範馬君がいる限り、やつらは番長小屋からは出られん。魔人の力というのはそれほど便利なものではない。これほどの広範囲攻撃が何時までも続くはずがない。少しだけ耐えろ。すぐに終わる。……これは、追い詰められた魔人どもの、最後の悪あがきにすぎん……」

　フジカタの言葉を信じ、必死に毒に耐える生徒会役員たち。しかし、毒は弱まるどころか勢いを増すばかりで、ついには、横で泡を吹きながら、ピクピクと痙攣し続けていた乱回胴が、その動きを永遠に止めた。

「バカ……な。なぜ、攻撃が止まらん……！　範馬君は、何をしているのだ！」

　と、その時。前線からの報告を受けたナミダが、やはり苦悶に顔をしかめながら現われた。

「会長、範馬先輩が……、護衛の立川ともども、……戦死です。かがみ先輩も……」

　フジカタは信じられぬといった顔で、

「バカな……。あの三人がそうも易々と――！？　それほどの魔人がまだ番長グループに残っていたのか！」

「報告によると、白金光留が動いたようです。三人を討ったのも、おそらくは……」

「――白金！」

　白金光留。
　発火能力を持つ魔人で、この学園を統べる女番長である。

「……白夜だ」

「はっ？」

「白夜の『ポータルデバイス』を使う。この毒が回りきらぬうちに、やつらを殺さねばこちらが全滅だ」

「し、しかし……、白夜は元魔人ですよ！」

「バカが、もはやそんなことを言っている場合ではない！」

　白夜の『ポータルデバイス』は異なるニ地点の空間を接続する。生徒会室の片隅には白夜があらかじめ残しておいたポータルデバイスの片方がある。この機器から発せられる光の中に飛び込めば、白夜が敵陣で設置したもう一方のポータルデバイスへと瞬時に移動することができる。元魔人である白夜を信用するのは生徒会には賭けであったが……

「こうなっては、最早白夜を信じるしかない！　服部君、君はここに残れ。土田君が戻ってきたら我々を追うよう伝えてくれ！」

　フジカタはそう言い残し、ポータルデバイスの光の中へと消えていった。敵陣深くに突入し、この毒素を撒き散らす元凶たる魔人を討てば、まだ生徒会は魔人たちと五分に戦えるはずであった。

　しかし――

「バ、バカな……。どこだ、ここは――？」

　フジカタは我が目を疑った。敵陣深くには違いない。しかし、どこにも敵の姿が見えぬ。白夜には、必ず敵の近くへとデバイスを設置するよう命じておいたはずだ。今回の場合であれば、白夜はこの毒素を撒き散らす魔人の近くへとデバイスを設置したはずだが……、その相手がどこにも見当たらない――！

「くう……ッ」

　空気中を汚染する毒はその濃度を増していき、フジカタの意識が遠くなる。もはや立ってはいられない。生徒会長フジカタはゆっくりと膝をつき、それからどさりと前のめりに倒れた。霞みゆく視界の中で、彼は目にした。狐面を被った、白夜の姿を。

　――鮎坂白夜、貴様、やはり裏切ったのか……

　フジカタは目を閉じた。そして、フジカタの命が絶えた後、ポータルデバイスを通り、一人の男が現われる。遅れてきた男、生徒会役員、ロケット土田である。彼は足下に倒れているフジカタを見て、また白夜の狐面に目をつけると、

「――白夜。お前、操作されているな？」

　と、言った。事実、白夜は番長グループの魔人により操作されていた。彼の付けている狐面がその証である。

　土田は遠くに目を向ける。毒で視界も朧であったフジカタは気付かなかったが、土田の目にははっきりと映っていた。全身から発する毒素を空中に散布し続ける禍々しき大木の姿を。そして、その根元で水を与え続ける少女の姿を。

「――あれか、この毒の元凶は。しかし、この距離ではオレの体が持たぬ」

　遅れてきた分、毒の摂取量が少ないとはいえ、ロケット土田の体もやはり大木の発する毒に蝕まれている。最早長くはない。

「白夜――。敵に操作されていたとはいえ、お前の責任は重大だ。服部はオレにフジカタの言葉を伝えた直後に死んだ。ナミダも死んだ。共に帰ってきた日向も死んだ。フジカタも、ほれ、この通りだ」

　土田が足下に転がるフジカタを見る。白夜は答えない。

「このままお前を捨て置いては地獄で仲間に言い訳が立たぬ。また、敵に操作されたまま生き続けるのも不憫よ。オレの最期の力で、お前に引導を渡してやる」

　そう言って、彼は『亜空断裂式万能包丁・わかば小町』を引き抜く。

「何か言い残すことはあるか、白夜？」

　白夜は答えない。

「そうか……。オレはあるぞ！　ちくしょおおおおおおお！」

　範馬マキ、戦死。
　立川トシオ、戦死。
　乱回胴、戦死。
　ナミダ、戦死。
　かがみ、戦死。
　フジカタ、戦死。
　服部怨、戦死　
　日向空、戦死。
　ロケット土田、戦死。
　鮎坂白夜、消息不明。
　生徒会、全滅。

　第一次ダンゲロス・ハルマゲドン、終了――。

----
著：架神恭介    </description>
    <dc:date>2008-03-10T18:26:07+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/93.html">
    <title>決戦（番長Ｇセッカ視点）</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/93.html</link>
    <description>
      *決戦（番長Ｇ・セッカ視点）
**～１ターン目～
セッカの、奇跡の御手”リリース”とは『魔人に無限の可能性を与える能力』
さっそく発動！！！

これで箪笥（たんす）君は、『地球に優しい緑の環境戦士』に
須藤さんは、『人類に幸福を与えるシャイな戦士』へと転生だ。

箪笥君も能力を発動しますが、身体を大きな樹へと変貌させただけで、生徒会側にはその能力の詳細が知らされません。（効果発動までにタイムラグがあるので）

『生徒会の皆さんは、これを見て、何かよからぬ事を・・・と思うのかもしれませんね。
私達はただ環境問題に取り込んで、世界に緑を広めたいだけなのですが、誤解されたのなら哀しい限りです
さぁ、箪笥君、ガイアの地球温暖化をくいとめるのです』
**～２ターン目～
箪笥君の能力が発動。
毒をばらまき、生徒会に毎ターン全体２ダメージを与えます。

これのどこが地球に優しいんだ！と喚く人間達にセッカはぬけぬけと言う。
『人類の殲滅こそが究極のエコノミーです』

なお『人類に幸福を与えるシャイな戦士』となった須藤さんの能力は、『洗脳』
『対象に仮面をとりつけると、意のままに操れる』というもの。
また『仮面をつけたものが殺されると、殺したものに仮面（洗脳効果）が移る』という効果もあるので、このターンでは、前線に行く味方にとりつけます。

セッカは、この毒をバラまく樹で世界中を覆い『人類を殲滅できたら良いな』と思っていた。
そのためには人手もいる、それを補うのが、『仮面で洗脳された人間の量産』だ

ここで生徒会グループを殲滅すれば、計画の実現まで、もう何も障害はない。そう信じていた。
**～３ターン目～
しかしここで突如乱入してきた転校生により、箪笥君が瀕死のダメージを受ける。

箪笥君、瀕死のまま能力を再発動。
セッカは水をやる。
**～４ターン目～
箪笥君、最後の気力をふりしぼり、生徒会の戦力を一気に奪う。
それと同時に転校生に殺害される。
**～５ターン目～
生徒会は全滅、魔人グループの勝利に終わる。
しかし片腕ともいえる箪笥君を失い、セッカの野望もついえた。
**～戦いが終り～
セッカは”戦友の一部”を学園の片隅に埋め、そのまま姿を消す。
後に、それは大地に根をおろし、大きな樹へと成長する。
誰が言い出したのか、『この樹の下で告白した魔人は永遠に結ばれる”伝説の樹”』として学園で語り継がれていく事になるのだが、それはまた別の話…

なお、その”伝説の樹”が人類の半数を死滅させるほどの毒素を内に秘めている事を知る者はまだ学園にはいない…

（FIN）

----

著：ゆめの    </description>
    <dc:date>2008-03-10T18:24:40+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/51.html">
    <title>プロローグ</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/51.html</link>
    <description>
      *第一次　ダンゲロス・ハルマゲドン

***１
私立希望崎学園には、時が止まったような静寂が流れていた。

全ての戦いは終わった。　何もかもが静まり返り、敷地内の全ての生き物は呼吸を止めているようだった。　目を凝らしてみれば、校舎屋上のフェンスに、１人の子供が腰掛けているのが見えたかも知れない。　歳の頃は３、４歳。　顔の割に大きな眼鏡をかけた、歳の割に、深く冷たい光を目にたたえた、子供。　彼もまた、さっきまで戦場だったグラウンドを静かに見下ろしている。

「…××が…××…××…か…まぁ、予想通りの結末だな」

誰にも届かないであろう独り言をつぶやいて、彼は立ち上がった。　細いフェンスの上でも、まるで地面に立っているように身じろぎひとつしない。

「これからは、魔人どもの世界…僕のような存在は、どちらに行けばいいのだろうな…」

くるりと振り返り、グラウンドに背を向ける。　フェンスから降りようと、片足を空中に投げ出して…そこで止まった。

「……いくつか…戦場を包んでいた気配があったが…」

もう一度、グラウンドを見やる。　その目には、冷酷な殺意がありありと浮かんでいた。

「…そのうちのひとつは、お前だったのか…！」

忌々しそうに歯噛みをして、その子供――小竹は叫んだ。

「範馬慎太郎！　貴様 見ているなッッ！！」

ビュンッ。

小竹が叫び終わるのとほぼ同時に、下方から、凄まじいスピードで何かが迫る。　黒い物体――競技用のハンマー――は、小竹の頬をかすめて、星空へ吸い込まれていった。

頬を流れる鮮血。　小竹は邪悪な笑みを浮かべてから、高らかに笑った。

「待っているぞ！　13年後だ！　その時こそ、貴様と私のどちらが王になるかが決するのだ！」

小竹の叫びが暗闇に吸い込まれ、一瞬の静寂。　次の瞬間、校舎全体に連続して轟音が響き渡る。　黒いハンマーが無差別に、マシンガンのような速度で打ち込まれ、校舎全体にチーズのような穴を空けたのだ。　範馬慎太郎の返答に他ならなかった。　支える力を失い、崩れ落ちてゆく本校舎。　瓦礫と一緒に落下しながら、小竹は邪悪な笑みを崩すことはなかった。

「…魔人の力なしでもこれか…。　我が生涯のライバルにふさわしい！！」

轟音が止んだとき、さっきまで校舎だった瓦礫の山の中に、小竹の姿はなくなっていた。　範馬慎太郎がいたと思われるグラウンドからも、その気配は掻き消えていた。

第一次ダンゲロス・ハルマゲドン。　それが終わったいまとなっては、この学園に生きているものは、いま、誰もいない。

終わりの始まりはおよそ８時間前、午後3時38分――――。 

***２

「…虫ケラどもが…」

希望崎学園 ３年生、範馬 博文（はんま ひろぶみ）は、自分に向かって駆けて来る３人の人影に対し、侮蔑の笑みを浮かべた。

「何故、抵抗の無意味を悟れぬ」

範馬は広い校庭の中央で、筋肉の塊とも言える体躯をゆらめかせた。　彼の足元を中心に、周囲には血と脂でてらてらと光る、ゼリー状になった“もの”が点在しており、よく見るとゼリーの中心には、無理矢理アイロンにかけられたかのように、平らに伸びた衣服が見て取れた。　さらに目を凝らせば、元々は頭髪であったものや、眼鏡やアクセサリーであったものまで確認できるかも知れない。　そう、ゼリー状の物体は、ほんの１時間ほど前まではすべて人間であったのだ。

範馬に向かって駆けて来た３人は、彼の10メートルほど手前で停止し、各々の武器を範馬に向けて構えた。　３人の中の１人、黒髪でポニーテールにしている女子生徒が言った。

「番長グループ・幹部のひとり、範馬博文だな。　…覚悟せよ」

その宣言を待っていたかのように、彼女の親指を除く８本の指、その全てに嵌まっている指輪から、煌々と吹き上がる光の刃が伸びた。　同時に、他の２人も己の武器（２人とも、変わった銃のようなものを持っている）の引き金に指を掛ける。　範馬はその様子を落ち着き払った様子で眺め、首を一度だけ、こきっ、と音がするように鳴らした。

「その武器が、“キャタナイン・テイルズ”というやつか？　…そうか。　お前が生徒会執行部の王 夏美（ワン シアメイ）か。　ウチの雑魚どもを何人か単独で殺してくれたらしいな。　人間だというのに大したものだ」

王は答えない。　ただ、猫のように油断のない構えで、範馬との距離を測っている。　10メートルなら、１秒。　それで範馬の肉体をレーザークロウで切り裂くことができる。　たとえ範馬の肉体がどれほど頑強であれ、最初の一撃さえやり過ごすことが出来れば、必殺できる自信はあった。

そこで王は、ふと、範馬がその右手に持っているものに気付いた。

「…ああ…お前ら、ボウリングは好きか？」

範馬は余裕たっぷりに右手を掲げる。　その手の先には、16ポンドの黒いボウリングの玉が握られていた。　王は訝しげに目を細める。　範馬はそれに気付いているのかいないのか、道化のような手振りで続けた。

「今日は９人殺していてな…お前らはゲームで言ったら10フレーム目、まぁ、パンチアウトでパーフェクトゲームってところか」

スラスラとボウリング用語を並べ立てる範馬に、王以外の２人――両方とも男子生徒だ――が顔を見合わせる。　その動揺を断ち切ろうと、王が一歩を踏み出した、まさにそのときだった。

「…死ぬ前に教えておいてやる…」

３人は見た。　範馬の体、右腕を中心に、恐ろしいほどの“力”が炎の如くほとばしっているのを。　範馬はそのままボールを持った右手を後方高くへど持ち上げる、見慣れたアドレスの姿勢に入った。

「俺の能力名は“ナカヤマ”。　ボウリングの玉を転がして敵にぶつけるだけの、至ってシンプルな能力だ」

能力について説明をしながらも、範馬の持つボールに、“力”がどんどん収束されていく。　他の２人が完全に気圧されているのを見て、王は初めて自分の両脚が震えていることに気が付いた。

（まずい…何か分からないがまずい！）

範馬は笑みを絶やさないまま続ける。

「なぜ自分の能力をぺらぺら喋っているか分かるか？　お前らに決してこれはかわせないからだ くくく」

王はその“力”の量に戦慄しながらも、懸命に己を奮い立たせた。

（いま攻撃しなければ、間違いなく倒されてしまう！）

そう思ったときには、体が動いていた。　レーザークロウを振るいながら、範馬との距離を詰める。

（死ね！　範馬博文！）

「…遅い」

範馬はクロウが己の皮膚にタッチするよりも早く、腕を音よりも早く振るってボールを投げていた。　ボールは範馬の肉体を離れた瞬間から、雪山を転がる玉のように、どんどんその大きさを増していく。　王の視界が真っ暗になり――――

（…なんだ、こ）

ぶちっ。

王が思考を続けられたのは0.5秒。　王夏美は、ロードローラーに掛けられたように体をボールに引き込まれて、そのまま磨り潰された。

「うわぁぁぁぁぁぁっ！！！」

ゼリー状の塊になった王を後ろに残し、ボールは更に体積を増しながら残る２人に超高速で迫っていく。　たどり着く頃には、その直径は10メートルに達していただろう。　避けることも砕くこともできずに、２人はすぐに王と同じ運命をたどることになった。 

***３
強い風が吹き、砂埃が舞う校庭。　再び１人になった範馬はしばらく無言で肉塊を眺めていたが、やがて軽く手を振って、ボールを呼び戻した。

「パンチアウト成功。　…パーフェクト達成というわけだ…くっくっく」

魔人。

「はっはっはっはっは！」

常人よりも遥かに高い肉体性能と、神より贈られた“特殊能力”に目覚めた元・人間。

「人間ごときが、いくら束になろうとも魔人を超えることはできない！」

その脚力は一瞬で十数メートルの移動を可能にし、体からほとばしる“力”は、ありえない角度への攻撃を可能にする。

「生徒会？　執行部？　オオツキの作った特殊武器？　全て無意味！　全てが無価値だ！」

頑強な肉体と精神は、致命的な傷を負っても活動を停止することなく行動し続けることができる。

「魔人率いる我が番長グループこそが、この希望崎学園を、ゆくゆくは世界を統べるにふさわしい！」

　虚空に向けて吼え続けていた範馬は、そこでぐるりと顔を左に向けた。

「…そうは思わんか？　進来 走（すずき はしる）」

範馬の視線の先に立っていたのは、彼に比べると余りにも華奢な体つきをした、１人の男子生徒だった。　美しく中世的な顔立ち。　細く茶色がかった髪は、風に流されて空気と絡んでいる。　学ランをマントのようにはためかせ、真っ直ぐに立っているところだけが、２人の共通点だった。　進来と呼ばれた生徒は、王たちのような特殊な武器は持っていないように見えた。　ただ１本、腰に日本刀を携えているだけだ。　彼は静かに、悲しそうに言った。

「…お前は変わらんな、範馬」

範馬は訝しげな顔つきで進来を見ている。　彼の言葉の続きを待っているかのように。

「…まだ、力こそが全てだと思っているのか？」

続く声も哀しみを帯びていたが、その声には僅かに親しみがこもっていたかも知れない。　範馬はそれを受けて、唇の端だけで笑ってみせた。

「…暴力・権力・金力、そして魔人の“力”…。　力に勝るものなどこの世にはない」

「…そうか…」

範馬の言葉に、進来は哀惜の念を表すように目を閉じた。　宿敵ともいえる相手を前にしてのそれは、自殺行為以外の何物でもなかったが、範馬はまた、無言で進来を見つめているだけだった。　進来の表したそれは、確かに哀惜の情だったのかも知れない。　かつての友人だった範馬博文は死んだ。　進来にとって、ここにいるのは“力”と殺戮に酔った、かつての友の成れの果てに過ぎなかった。　進来はゆっくりと、目を開いた。　範馬は再び笑った。　進来の開いた目の中には、決然とした意志だけが存在していたからに他ならなかった。　進来は静かに言った。

「…だったら俺は、お前をここで止める」

いまや、範馬の体は小刻みに震えていた。　恐怖ではない。　恐怖も勿論あったが、それ以上に、この学園で唯一、全力でぶつかり合えると認めた好敵手の全力に、体中が喜びを感じていたのだ。

「…もはや、言葉は要るまい！　行くぞ！」

叫ぶと同時に、吹き荒ぶ風を押し返すように、範馬の体から“力”の奔流が広がっていく。砂煙が範馬の体を中心に渦となり流れた。　一瞬、進来の体が砂煙に隠れ――――

現れたときには、進来は範馬を見つめていなかった。


「…進来…？　どこを見ている！　俺は…」

一瞬の激昂。　しかし範馬は気付いた。　進来の目が、激しい緊張を帯びていることに。　範馬もまた、進来が見ている方――――本校舎の側へと視線を移す。　そこには――――進来よりももっと、遥かに弱々しい、１人の少女が、立っていた。 

***４
赤いセルフレームの眼鏡、黒いニットのセーター、デニムのホットパンツと、太腿まであるニーソックス。　ツインテールの髪は、風に流されて地面と並行に流れている。　虚ろな瞳には、おびただしい数の死体を見てしまったからなのか、何の光も宿していなかった。

――範馬の目には、ただの人間にしか見えない。　何も知らない一般人が、ただ迷い込んで来たとしか…。

「…あれが何だと言うのだ？」

「気付かないのか、範馬」

進来は、範馬に目を向けることなく言った。　少女から一瞬でも目を背ければ、倒されてしまうとでもいうように。　少女がそこまで警戒される理由も、自分との勝負を蔑ろにされる理由も分からない範馬は、苛立ちを隠すことができなかった。

「…何を言っている…！？　このまま俺の能力叩き込んでも文句はないということか！！」

空気が爆発するように膨張する、怒り。　進来はそんな範馬の脅しに耳を貸すことなく、苦々しそうに呟いた。

「逃げろ範馬」

「貴様…！」

侮辱とも取れる進来の言葉に、範馬は我を忘れそうになったが――――

「…あれは死神だ、たぶん」

「…なに？」

続いた進来の言葉に息を呑み、少女をあらためて見つめた。　範馬には、やはり分からない。　進来が“それ”に気付くことができたのは、進来自身のある特性によるものだったのだが、それもまた、範馬のあずかり知らぬことだった。　だが、彼はすぐにその少女の“異常さ”に気付くことになる。　なぜなら――――

次の瞬間、少女の姿が視界から消え去り――――目の前に現れたからだ。

「初めまして」

姿と同じ、普通の少女のような無邪気さで笑う。

（このスピード…ッ！　こいつ魔人か！？）

「くっ！」

範馬は飛びすさって15メートルほどの距離を取ると、何のためらいもなく能力を発動させた。

「邪魔だ小娘！　潰れて飛び散るがいい！」

己の恃み、激しい“力”の柱が噴き上がる。　しかし、範馬は見た。　少女の体が、薄く紫色の光に輝いているのを。　次の瞬間、私服だったはずの服装はセーラー服へと変化し、その手には機関銃が握られていた。

「…なんだと…ッ」

「死にたいの・だーれだ？」

次の瞬間、範馬の体に無数の銃弾が打ち込まれ、ボウリングの玉は、穴に入れていた指ごと体から離れていった。　内臓深くまでに達した弾丸が、背中から抜けていくのを、範馬は知覚した。

「がぐ…ご…ごぼっ」

完全な致命傷。　魔人の“力”で動くことはできるだろうが、“ナカヤマ”なしで歯が立つ相手だとは思えなかった。　体を撃ち抜かれ、武器を失い、心を折られ、薄れていく意識の中で、範馬は見た。　進来が、無念の表情で自分を見つめているのを。

（…気に…す…るな…）

範馬は倒れ付した。　幾多の兵の血を吸い込んだ砂は、平等に彼の血を受け止める。

（俺は…満足して…いる…お前と…敵には…なっ…ても…自分の力を…示す…こ…とが…）

次の機関銃の音が耳に届くより早く、範馬の思考はそこで断ち切られた。　少女が止めの弾丸を頭に撃ち込んだのだ。　弾丸は広範囲に撒き散らされていたので、遠く、他の場所からも悲鳴や呻き声が薄く聞こえた。　少女は周囲を見回すと、返り血を浴びた顔に笑みを浮かべて、言った。

「快・感♪」

だが笑みを浮かべたのは一瞬のことで、不思議そうな表情で、その場にいる進来を見つめることになる。 

***５
「あれ？　あなたには、シンリの弾は当たらなかったのかな？」

進来は少し移動しており、少女から５メートルほどの位置に立っていた。　腰の日本刀に手を掛けたまま、応える。

「…ああ。　運が良かったみたいだな」

「…ふーん？」

進来は自分の“特性”についてはぐらかしただけなのだが、シンリと名乗った少女は意に介さない様子で首を傾げた。

「…あなたは人間なんだねぇ」

「ああ。　まだ、どうにかそうらしい」

１秒ほど、２人の視線は重なっていた。　お互いに、相手の実力を値踏みする。　シンリは満足そうに笑った。

「あなたとは、また後で逢いたいな。　まだ校舎の方には人が残っているみたいだし…」

「…行かせると思うのか？」

シンリは可笑しそうに口を抑えて言う。

「ふふふっ…。　あなたこそ、体は人間なんだからムチャしちゃダメだよ～♪」

言うと同時に地面を蹴って、階段を飛び超え、校舎の方へと駆けて行く。　その背を見送るしかなかった進来は、溜め息をついてから静かに言った。

「…気付かれていたか…。　彼女の力はスケールが違うようだが…１階は生徒会執行部と番長グループの幹部がぶつかっているはず…そう易々とは落とせないだろう…」

その場で少し、咳をした。　受け止めた手のひらに、数滴の、血。

「時間はあまり残されていないようだが…最後まで戦うだけだ」

進来はゆっくりと、階段を一歩ずつ上っていく。　途中で立ち止まり、範馬の遺体を見つめていたが――――

校舎が轟音が響くと、足取りを速めて、校舎へと急いだ。

第一次 ダンゲロス・ハルマゲドンと呼ばれる戦いの、最終日、午後４時のことである。


【了】

----    </description>
    <dc:date>2008-03-10T18:18:01+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/75.html">
    <title>S01</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/75.html</link>
    <description>
      *(no title)
　オレの名は乱回胴。臆病者をブッタ切るチキンスレイヤーの使い手だ。
　オレはチキン野郎が嫌いだ。はっきり言って大嫌いだ。守りばっかり固めてビクビクしてるやつらを見るとヘドが出るぜ。　
　オレはそんなヘドが出るようなチキン野郎をブッタ切るべくオオツキにこの武器の製造を依頼したんだが、しかし、一体どういうことだ？　むしろ、オレの周りにチキン野郎が集まってるじゃねえか！　ああ、こいつらまとめてブッタ切りてえ！
「やあ、乱くん。キミィ、がんばって敵陣突入してくれたまえよ。くしししし」
　また、このくそったれの生徒会長が真剣にムカつくぜ。
　背後からコソコソ味方を打ち出すなんざ男のやることじゃねえ。イの一番にブチ殺してえ。

----

※という感じで書こうとしたけど、よく考えたら全然乱のキャラと違った(´・ω・`) （架神恭介）    </description>
    <dc:date>2008-02-15T01:29:32+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/91.html">
    <title>S17</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/91.html</link>
    <description>
      *へたれ転校生
第一次ダンゲロス・ハルマゲドン。
今回も転校生は番長、生徒会側両方からふるぼっこにされた。

鮎坂「いろんな時空を旅してきたけど、転校生みたいなへたれは初めて見たｗ」
稲田「転校生をカードに例えるなら・・・例えることすらおこがましい！」
かがみ「うはｗｗｗｗ転校生ゆとり以下ｗｗｗ」
ナミダ「転校生・・戦闘力たったの１？・・・ゴミめ」
立川「転校生、治療代だしてやるから、保健室には絶対に行くなよ？」
鳴神「はあ～やっと終わった、殺し合いとかマジかんべん・・・転校生？誰それ？」
服部「これでおれの真の目的を果たせる・・・さて、転校生、
へたれなお前でも壁ぐらいにはなるだろう。ついてこい」
範馬「転校生は脅威・・・そう思っていた時期が俺にもありました・・・」
日向「剣道一筋14年、またつまらぬものおきってしまった(転校生に対して)」
フジカタ「転校生～ｗｗ人間ロケット花火でいっしょにあそぼうぜｗｗ」
乱「転校生、鍛錬が足りない！！お前はショッ○ーの戦闘員か！？」
ロケット「転校生さん、これ試作の商品なんですけど、差し上げますね」 

----

※このSSは転校生がへたれた時用のssです。    </description>
    <dc:date>2008-02-15T01:26:58+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/90.html">
    <title>S16</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/90.html</link>
    <description>
      *裏・最適化
「メアリーさんは、小さいけどいつもで元気です。私の最初の友達です。」
「服部さんは、普段は暗いですが、忍術の話をするときはとても楽しそうです。」
「日向さんは、真面目です。学校を良くしようといつも頑張っています。服部さんとはいいコンビだと思います。」
「鮎坂さんは、会う度に私の口にCDを入れてゲームをやろうとします。でも物知りで、思慮深いです。」
「かがみさんは、よく薬の調合を間違えて爆発させます。私はいつも巻き込まれて、煙の中で堰をする真似をします。」
「立川さんは、一見怖い人ですがホントは優しいです。ゆかり先生の話を始めると止まりません。」
「鳴神さんは、科学部にいるのでよくお話します。内容はたいてい博士への愚痴ですけど。」
「フジカタさんは、いたずらっこです。しょっちゅう兄さんに火薬を詰めようと追いかけっこをしています」
「ホンさんは、うさんくさいと博士のことを嫌っています。私のことも嫌ってるみたいです。ちょっと悲しいです。でもいじめを許さない正義漢です。」
「乱さんは、恥かしがり屋さんですが、私の中ではヒーローです。」
「土田さんは、なんだか不幸な人です。でも彼の商品紹介はとても面白くて好きです。」
「フランソワさんは、私に両腕をくれました。この腕は、誰かを抱きしめることができます。」

範馬「orz」 

----    </description>
    <dc:date>2008-02-15T01:25:50+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/89.html">
    <title>S15</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/89.html</link>
    <description>
      *最適化
科学室の扉が開かれる。
新たな実験台が来たかと嬉々として振り向く科学教師オオツキ。
そこに居たのは、彼が作成した戦闘用アンドロイド、イ号の13、識別コード&quot;ナミダ&quot;だった。
「博士、私を&quot;最適化&quot;して下さい。」
搾り出すように声を発するナミダ。
若干驚いたようにオオツキは言う。
「あれほど嫌がっていたのに、どういう風の吹き回しだ」
ナミダは、透き通るその声で、語り始めた。

「メアリーさんは、小さいけどいつもで元気です。私の最初の友達です。」
「服部さんは、普段は暗いですが、忍術の話をするときはとても楽しそうです。」
「日向さんは、真面目です。学校を良くしようといつも頑張っています。服部さんとはいいコンビだと思います。」
「鮎坂さんは、会う度に私の口にCDを入れてゲームをやろうとします。でも物知りで、思慮深いです。」
「かがみさんは、よく薬の調合を間違えて爆発させます。私はいつも巻き込まれて、煙の中で堰をする真似をします。」
「立川さんは、一見怖い人ですがホントは優しいです。ゆかり先生の話を始めると止まりません。」
「鳴神さんは、科学部にいるのでよくお話します。内容はたいてい博士への愚痴ですけど。」
「フジカタさんは、いたずらっこです。しょっちゅう兄さんに火薬を詰めようと追いかけっこをしています」
「ホンさんは、うさんくさいと博士のことを嫌っています。私のことも嫌ってるみたいです。ちょっと悲しいです。でもいじめを許さない正義漢です。」
「乱さんは、恥かしがり屋さんですが、私の中ではヒーローです。」
「土田さんは、なんだか不幸な人です。でも彼の商品紹介はとても面白くて好きです。」
「フランソワさんは、私に両腕をくれました。この腕は、誰かを抱きしめることができます。」

「みんな、大切な友達です。」

ベッドに横たわり、コードに繋がれてシャットダウン状態になったナミダ。
オオツキはスイッチを入れ、これまでの経験データから効率的な運動・神経回路の構築を行う。
同時に戦闘の邪魔となる日常の記憶データを削除する。
オオツキはナミダを見下ろしながら、言った。

「お前が何を言っていたのか、全く理解できん。」

そして、処理が終る。
「対魔人戦用人型攻性兵器 イ号の13　起動します。」
「残存する魔人どもを全員殺せ。ついでだ、それが終わったら残った生徒も殺せ。」 
「オーダー、了解しました。」 
その目には笑顔も悲しみも無い。
オオツキナミダは、もういないのだった。 

----    </description>
    <dc:date>2008-02-15T01:25:12+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/88.html">
    <title>S14</title>
    <link>http://www7.atwiki.jp/dharmagedon1/pages/88.html</link>
    <description>
      *(no title)
「突入、10分前になりました」
「白夜のやつは、うまくやってくれるんだろうか……」
「信じるんだ、白夜を信じろ」

　独裁国家「番長グループ」は、いまやキメラタンスの傀儡国家であった。
　世界の命運を背負い、学園中から集められた超一流の一般生徒。
　そのうちの一人、鮎坂百夜は、いま番長グループ最奥へと生徒会の皆を導くべく、決死の単独行を行っているはずだった。

「しかし、会長！　いくら白夜でも……！」
「いや、信じるんだ。オレは、白夜を信じている。あいつはオレたちとは違う。何かオレたちとは全く別の世界を見ている男だ。オレは信じている。オレは、白夜を信じている……！」
「か、会長――！」
「あの会長が、白夜をそこまで買ってるなんて――！」
「会長！　オレも白夜を信じるぜ！　ウオオ、白夜カッコイイ！！！！」
「白夜、サイコーォッッ！！！！」
「白夜！！！！　白夜！！！！　びゃ・く・や！！！！」
「白夜ァァァァァ！！！！！！」

　みなが白夜を称えた。
　白夜を称える皆の声が生徒会室にこだました。
　そして、白夜は学園全生徒からの無情の愛と信頼と尊敬と、それから大量の生活寄付金を受け取って、毎年バレンタインデーにはチョコレートを200個くらいもらうのであった。

　おしまい。


　＊＊＊

「ぐへ、ぐへへへ、オ、オレ、カッコイイ～～～～～！！！！！」

　購買でジャムパンを食べながら、一生懸命、自分の英雄譚を想像していた鮎坂百夜。おばちゃんたちも迷惑そうな顔で彼を見ている。と、そこに現われる一人の女子生徒。

「ちょっと、アンタ！　まだそんなところにいたの！？」
「うぇっ……、は、範馬！　ちょ、ちょっと、待ってくれ……！　まだ、オレは、心の準備が……」
「ふざけんじゃないわよ！　いつまで購買に閉じこもってンのよ、この引きこもりが！　さっさと行きなさいよ、このボケナス！　たたっきるわよ！」
「ヒ、ヒイイィ！！！」

　鮎坂百夜は範馬にケツを叩かれ、ビビリながら出て行った。範馬は思う。

　――会長といい、白夜といい、立川といい、なんでウチはこんなのばかりなんだろう。もしかして、あたし一人が頑張ってるんじゃないだろうか……

　文化祭準備期間の委員長の気持ちが良く分かった範馬であった。 

----    </description>
    <dc:date>2008-02-15T01:24:47+09:00</dc:date>
  </item>
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