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テクストマイニングを応用した
社会科学の概念史・概念分析研究会


(2010年2月、「社会科学の概念史・概念分析研究会」と「人文学へのテクストマイニング/QDA技法の応用研究会」を統合して設立しました。)

 

 所属不問、院生可、学部生応相談。会場は首都大南大沢キャンパス、ペースは隔月あるいは年4回程度を予定。変更可能。ただいま参加者は7~8名(教員・PD3、DC3、MC2)。関心のある方はご連絡ください。telsako●tmu.ac.jp(送信の際は●を@に変えてください)

 

 


2011年4月30日の第13回研究例会の報告


こんにちは。先日の例会はお疲れ様でした。

さて、まず4月30日例会の報告から。左古によるジャーモン終章の報告と、吉田による戦間期アメリカ社会学に関する報告でした。出席者は、報告者に加え、鈴木、多田、太田、高橋章、高橋直でした。
ジャーモン終章では、やはり新たなジェンダー概念の提唱みたいなことはなく、困難な人々の生を尊重した言論のあり方を問う議論でした。吉田報告では、問題提起と本論との関係に議論が集中しました。

今年度の研究例会の進め方について。これまでと同じく隔月でおこないます。したがって、予定としては、7月初旬、9月、11月、1月、3月という感じになります。
内容は(1)テクストマイニング関係論文・文献の検討、(2)概念史関係論文・文献の検討、(3)自由報告とします。
(1)については、さしあたり樋口耕一先生の作成したリストから選ぶのが良いかと思います。
(2)については、それぞれの研究関心に応じて候補が挙がるだろうと思います。左古が今持っているネタとしては、例会のときに持って来たテイラーの『近代 想像された社会の系譜』、田中拓道さんの『貧困と共和国』があります。

 次の研究例会は7月3日(日)、場所はいつもどおりです。

 


2011年2月20日(日)第12回研究例会の報告

 午後2時よりルノアールマイスペース新宿区役所横にておこないました。参加者は吉田、高橋直、左古、高橋章、太田、須永。

 高橋直也と吉田耕平の二人が発表した.
前半は高橋氏の修士論文構想発表であった.構想では,現代日本における「正義」に値する形而上学的前提の在り方が考察されていた.ジョン・ロールズ,マイケル・サンデルのカント解釈の妥当性の検討が具体的な方法論として考えられていた.
後半は,Germonの『ジェンダー』5章を吉田氏が翻訳発表した.前章までのジェンダー概念の系譜学的考察を受けて,本章ではインターセックスドの人々に実際にインタビューを行った上で現代史的な考察がなされている.セックス(生物学的性差)内での自己,およびジェンダーという概念上での自己,この二つを当事者がどのように位置づけているのか,また医療科学はどのようにそれを位置付けてきたのかが明らかにされていた.

 次回は3月27日(日)場所は首都大南大沢Cを予定しています。

 


20101219(日) 第11回研究例会の報告

 午後2時より首都大南大沢Cで行いました。参加者は鈴木、多田、左古、吉田、須永、高橋直。

 鈴木さんは丸山昌男のテクストの統計的分析。多田さんはジャーモンの第4章の報告。

 次回は2011年2月20日(日)2時、場所はルノアールマイスペース新宿区役所横。高橋直さんの自由報告と吉田さんのジャーモン第5章。

 


 

20101024 第10回研究例会の報告

 午後2時より首都大南大沢Cでおこないました。参加者は左古、鈴木、多田、太田、高橋章、吉田、高橋直。

 前半は高橋章さんが「19世紀末フランスにおける「個人」概念と社会学」と題して報告。
エスピナス、デュルケーム、タルドにおける個人の概念と秩序の概念、その相互関係が、19世紀前半におけるのとどう異なっていたかを論じました。

 後半は太田さんがジャーモン『ジェンダー』の第3章を報告。
インターセックス臨床に発したMoneyのジェンダーが、Stollerに引き継がれてジェンダーアイデンティティ論に変形され、1970年代フェミニズム政治・理論のなかでさらにセックス=ジェンダー二元論へと変容してゆく過程、1980年代から「ジェンダーに合わせてセックスを加工する愚行」としてICMを批判する議論が出現し、また、それと平行して、そもそもジェンダー概念の生成の起点にあった問題状況であったはずの半陰陽を、あたかも究極の理想のように顕揚する議論が出現した。

 第11回研究例会は12月19日(日)。自由報告は鈴木さん、翻訳報告は多田さん。場所/時間ともいつもどおりで。

 


20100822 第9回例会の報告

 午前10時30分より首都大南大沢Cでおこないました。参加者は左古、鈴木、多田、太田、高橋章、吉田、須永、高橋直。

 前半は左古が「スペンサー著作集のテクストマイニング試行」と題して、9巻分のコーパス制作と、テクストマイニング試行の途中経過について報告しました。progress, development, advancement, evolutionの比較、およびmilitant typeとindustrial typeの意味の検討をおこないました。

 progressとadvancementが1つの組をなしており、evolutionとdevelopmentが1つの組をなしていることを分かりました。この2つの組のあいだの相違を究明することが今後の課題です。

militantとindustrialの対比の1つの根拠になっているのは、政治的主導権を持つ武人と農耕牧畜する多数者の対比、瞬間的な巨利をもくろむ人々と、勤勉に働きコンスタントな利益を確保しようとする人々の対比でであること。その意味で現代にもmilitantな傾向はあり、前近代にもindustrialな傾向は認められていることを説明しました。

 後半は須永がGermonの序章と第1章を検討しました。第1章の Introduction について、須永氏の下訳をもとに、訳語レベルまで検討しました。しかしとくに時間をさいたのは、内容にもかかわってくる点の検討でした。たとえばジェンダー概念が実効的に用いられるようになったのは臨床医のレベルにおいてであったか患者のレベルにおいてであったかという点などです。
 

次回は10月24日(日)。前半は高橋(章)さんの研究発表、後半は太田さんのGermon第3章の検討です。訳語の吟味も必要だが、まずは内容の概要をつかんでいくための報告をしたいとのことでした。序章、第1章、第3章の全訳については、研究会では目を通しきれない部分を、訳者間で互いにチェックするようにするとよいのではないかという話がでました。

 

 

 


今後の日程の目安

8月22日(日) Germon 須永、研究発表左古。

10月 Germon太田ほか、研究発表鈴木。

12月 Germon 多田ほか、研究発表未定。

2月 Germon吉田ほか、研究発表高橋(直)。

 


2010年6月8日(日)の第8回例会の報告です。

 14時より開始しました。左古、多田、太田、高橋(章)、吉田、須永といういつものメンバーに加え、鈴木さんと高橋(直)さんが参加しました。

 前半は、高橋(章)が、社会学史におけるモンテスキューに関する通説がどの程度妥当するのか検証する作業の、とっかかりを提示しました。古くはコントが自らの新学問構想の先駆者としてモンテスキューとコンドルセを挙げました。デュルケムはモンテスキューとルソーに社会学の原型を見ました。こんにち、フランス社会学の始まりをモンテスキューに求める見解がなんとなく定着しているのは、レーモン・アロンの影響によるところ大です。
モンテスキューがどのように社会学的だったか、と問うよりも、コント、デュルケム、アロンによって、モンテスキューがなぜ持ち出されるのか、と問うほうが面白い論文になりそうだと思いました。
後半は、須永がGermonの序章を再検討しました。今年度内に読了できるよう頑張りましょう。

 次回は8月22日(日)、発表者は左古の予定。ハーバート・スペンサーの著作集を電子化し、そのテクストマイニングによって、(1)スペンサーは社会を生物に「例えた」か。(2)スペンサーは当時の英国を「産業型」と捉えていたか。(3)スペンサーにおける「進化」と「進歩」はどこが違うか、を明らかにする予定です。あくまで予定ですけど。

ではまたそのときに。

 


2010年3月30日(火)の第7回研究例会の報告です。

出席者は須永(報告者)、左古、太田。場所は首都大南大沢Cの5-367。

Jeniffer Germon『ジェンダー概念の系譜学』(2009)の序章を検討しました。
本書はジェンダー概念の歴史を50,60年代のジョン・マネー、60,70年代の性別アイデンティティ論、70年代以降のフェミニズム、90年代以降のジェンダーバックラッシュとインターセックス政治という、4つの局面に分けて考察します。
マネーの当時、ジェンダー概念は、インターセックス臨床と深く関わりながら形成された。しかしこのジェンダー概念は、60,70年代に抽象化し、一般化してゆくなかで一種の権威と化した。こんにちエスタブリッシュメントとしてのジェンダー概念は多くの批判に晒され、再編を迫られているが、ここで改めてインターセックス当事者、活動家、研究者がどのようにジェンダー概念を再提起しているか、すべきかを考える。そんな本です。
左古の判断としては翻訳の価値ありです。今年度、少なくとも須永は毎回の例会で翻訳を報告することになります。太田さんからは、石井さんと小沢さんを 誘ったほうがよいかもとの提案がありました。

次回例会は6月5日(土)か6日(日)を予定していますが、みなさんのご都合はいかがでしょうか。発表者は須永、高橋の予定です。必要なら、左古がテクストマイニングに関するザックリした予備知識の説明をおこないます。

 


第6回 研究会例会の報告

 おはようございます。2月27日(土)午後2時より4時、研究会例会の要旨です。出席者は左古、多田、太田の3名でした。


結論から言うと、欠席3名のメールを拝読しながら3人で合意したのは次のことです。
研究会はこれまで同様2カ月に一度をめどにおこないます。
研究会1回あたりの発表者はこれまで同様2名とします。
1名は『ジェンダー系譜学』の報告をおこないます。基本的に要約。
もう1名はソフトを用いたテクストマイニングを自分の研究に生かすための報告をおこないます。自分の研究のために使えそうな電子コーパスの状況、試行した分析に関する報告など。

分析対象を共有することではなく、各自の研究を発展させる一手法としてのテクストマイニングを共有することが現実的だろうとの判断です。これだとみなさんも合意しやすいと思うのですが、どうでしょうか。その路線で進むとすると、1人ぜひお誘いしたい方がいます。その方以外にもテクストマイニングに興味をお持ちの方々のご参加を募っています。
ではご意見お待ちします。次回研究会は3月30日(火)14時より開催予定です。発表者は吉田さんと須永さん。

 


第5回例会の報告

1月30日(土)午後2時より6時半、第5回例会を開催しました。出席者は太田(報告)、高橋(報告)、左古、多田、吉田、須永。

 太田の第1報告はクーリーの社会変動論。予定されていたロスについての報告はありませんでした。19世紀末に書かれたクーリーのテクストは、優勝劣敗の社会進化論には必ずしも還元できないものとしての、社会秩序の形成や変動が主張されていますが、こんにち「社会変動」と呼ばれることとはまったく異なることが論じられており、学説史的に興味深いものでした。当時のアメリカ論壇のプログレッシヴィズムの多様性がうかがわれます。
高橋の第2報告はデュルケムの社会分業論における機械的連帯と有機的連帯を扱いました。分業論から方法規準へ、そして宗教生活へ、というデュルケムの展開と、その過程における社会有機体論、連帯論、社会学主義の位置づけの変遷について議論がありました。

 次回は3月末、報告者は吉田と須永の予定です。


第4回例会の報告

11月1日(日)午後2時より6時半、第4回例会を開催しました。出席者は左古(報告者)、須永(報告者)、多田、高橋、吉田。

 左古の第1報告では、バウマンの20世紀論を扱い、そこにおけるcivilizationというタームについて詳細に検討しました。18世紀後半アダム・ファーガソン以降、ブルジョワの文化的ヘゲモニーを刻印したシヴィリゼーションの歴史観が、こんにちある意味では完遂された結果として、言わば<ポスト歴史状況>が生じている、という主旨の指摘を左古はおこないました。参加者からたいしたコメントがなく、左古としてはちょっと意外でした。
須永の第2報告では、1982年のフーコーの権力論総括を扱いました。岩波思想に掲載され、思考集成にもまったく訂正なく収録されてしまった「主体と権力」の邦訳にみられる数々の誤訳を丁寧に検討し、適切な翻訳を作成しました。翻訳者も編者も、一体どうなっちゃってるんですかね? 素晴らし論文であるだけに、残念という言葉では言い尽くせないわだかまりを感じます。
フーコーも、近代の自己認識のパタンがデカルトの時点におけるのとカントにおけるのとでは全然変わっていて、<主体の歴史化>とでも言うべき事態が19世紀以降を特徴づけた、と言っています。その通りだと思います。
報告途中、フーコーのサンフランシスコ体験についてひとしきり興味深い議論の応酬がありました。

第5回例会は1月に開催しますが、日時については改めて調整いたします。報告者は須永と高橋の予定ですが、やりたい方は申し出てください。 

 


第4回例会の告知

11月1日(日)午後2時より、首都大(南大沢C) 5号館367教室で開催します。

報告者は須永さん(フーコー「主体と権力」)、左古(バウマンのホロコースト論と20世紀論)。

検討テクストは資料置き場にすでにアっぷロードされています。

 


第3回例会の報告

9月5日(土)、第3回例会を開催しました。参加者は左古、高橋さん、吉田さん、多田さん(報告者)、太田さん(報告者)。

多田さんはルーマンシステム理論の意識哲学的基盤についてご報告くださいました。太田さんとはドロシー・スミスのテクストの日本語訳をかなり徹底的に吟味しました。お疲れ様でした。左古としては、こんなに時間をかけてフェミニズムのテクストを検討したのは初めてだったので、勉強になりました。

 

 


20090731 第3回例会のご案内

第3回研究会は9月5日(土)開催予定です。
報告者は多田さん(ルーマン)と太田さん(ドロシー・スミス)です。
場所は前回と同じく、首都大学東京南大沢キャンパス5号館3階367教室(集計作業室)で、時間も前回同様、2時開始で6時頃までです。

*扱う章のダウンロードはこちらからどうぞ
「社会科学の概念史・概念分析」研究会、資料置場
http://groups.yahoo.co.jp/group/History_of_Sociological_Concepts/files/

 


7月12日(日)第2回例会についてのご報告 [20090716]

 第2回例会も盛会裡に終えることができました。参加者は7名(うち2名報告者)でした。

 第1報告者の高橋章子さんは、ガブリエル・タルドのソシエテ概念の特質について、ルソー、デュルケームらとの比較をおこないながら、ニ者間の相互模倣からいかにして第三者的なソシエテ表象が生成するのか、の論理をタルドから取り出すことの可能性・不可能性を検討しました。

 第2報告者の吉田耕平さんは、20世紀アメリカのソーシャル・サイエンス、ソシオロジーにとってのソーシャル・コントロール概念の重要性について論じ、デューイ、ミード、パーソンズ、ミルズらが社会統制の主体と客体をどのように理解し、表現したかを検討しました。

 次回研究会は9月初旬、報告者は多田充宏さんと太田恭子さんの予定です。日程の詳細と発表の概要については、8月初旬までに告知します。

 


7月12日(日)第2回研究会についての続報 [20090610]

 時間は14時より18時。場所は首都大南大沢5号館367.

 

 発表者は高橋章子さん(第2巻第25章タルド)と、吉田耕平さん(第2巻第24章スペンサー、29章ロス、30章サムナー)。

 資料はブリーフケースに。<a href="http://groups.yahoo.co.jp/group/History_of_Sociological_Concepts/files/">http://groups.yahoo.co.jp/group/History_of_Sociological_Concepts/files/</a>

 

 


7月12日(日)第2回研究会のお知らせ [20090604]


こんにちは、首都大学東京D2の高橋章子です。
次回研究会(7月12日日曜開催予定)の報告者の一人に、わたくしがなっておりますが、扱う文献は、Society——Critical Concepts in Sociology、VolumeⅡの25章、ガブリエル・タルド「社会とは何か?」
にさせていただきたいとおもいます。

タルドの章をブリーフケースにアップロードいたしました。確認したところ、今のところリンクは大丈夫ですが、時間がたつと切れることがたまにあるようなので、できれば早めにダウンロードかプリントアウトしてください。
ブリーフケースはこちらです。<a href="
http://groups.yahoo.co.jp/group/History_of_Sociological_Concepts/files/">http://groups.yahoo.co.jp/group/History_of_Sociological_Concepts/files/</a>

 


 

「社会科学の概念史・概念分析」研究会 第1回例会の報告 20090511

5月10日(日)午後2時より、首都大学東京南大沢Cにて第1回例会を開催し、盛会裡に終えることができました。参加者は発表者2名プラス6名でした。

第1報告:左古輝人(本会の運営について、グルントマン=スタールによるイントロダクション、第1より第5章、スティーヴ・フラー第99章)

第2報告:須永将文(ゴフマンの第58章、バトラーのゴフマン批判についての検討)でした。

次回の研究例会は7月12日(日)開催予定です。ご予定おきください。
報告者は、吉田耕平と高橋章子です。扱う章は未定ですが、決まり次第ご連絡させていただきます。

 


20090429備忘

Zygmunt Bauman(1925-), 2004,Society Under Siege, Polity.
Brian Barry(1936-2009), 1989,Does Society Exist?Fabian Society.
John Urry (1946-), 2000,Sociology beyond Societies, Routledge.
Steve Fuller(1959-), 2006,The New Sociological Imagination, Sage.
Francoise Dubet(1946-), 1998, Dans Quelle Societe Vivons-Nous? Seuil.
Dubet, 1994, Sociologie de l'Expérience, Seuil.

 


第1回研究会のお知らせ 20090330

研究会第1回の日程詳細が決まりましたので、ご連絡さ
せていただきます。

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開催日時
5月10日(日) 午後2時より午後6時

開催場所
首都大学東京南大沢キャンパス5号館3階 367教室(集計作業室)

発表者
1)須永将文
第4巻第58章ゴフマン

2)左古輝人
総合イントロダクション
第1巻第1章より第5章
第4巻第99章(終章)

※ 第1章から第5章については予習してくる必要は全くありません。

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つきましては、第1回研究会で用いる資料(文献の該当箇所)をメーリングリストのブリーフケースにアップロードいたしましたので、こちらからダウンロードしてお読みください。

「社会科学の概念史・概念分析」研究会、資料置場↓
http://groups.yahoo.co.jp/group/History_of_Sociological_Concepts/files/

*「5月10日資料」と書いてあるフォルダをクリックすると、フォルダが出てきますので、こちらをクリックすれば閲覧できます。また、ブリーフケースの使い方の詳細についてはこちらのページをご覧くださいませ。
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/groups/files/

それでは、以上よろしくお願いいたします。

 

 

 

 


 

3月4日(水)

本日、本研究会の設立会議をおこないました。その報告です。


さて、まずはプレ研究会で話し合ったことについてのお知らせ&確認です。
プレ研究会では、今後の進め方についていくつか決定されました。

■研究会の進め方について
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・日程:ふた月に1回(年間6回)のペースで、
第1(あるいは第2)日曜の午後に開催。
・報告:1回につき報告者2名、各90分ずつ。
・テキスト:Society——Critical Concepts in
 Sociology、から好きなものを選択。
 報告予定者は、事前に皆にどのテクストで報告するかを連絡する。
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■第1回、第2回の研究会について(仮)
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・第1回:5月10日、あるいは5月31日
報告者、左古さま

・第2回:7月5日、あるいは7月12日
報告者、吉田さま、高橋
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第1回、2回の日程について、
いずれかの日は都合が合わないという方がいらっしゃいましたら、
なるべく調整いたしますので早めにご連絡ください。
また、第1回、第2回で報告を希望される方がいらっしゃったら、
こちらも早めに仰ってください。

 


2009年2月14日(土)追記

 3月4日(水)この研究会のプレ会合をおこないます。参加希望の方は、当日午後5時15分、首都大学東京南大沢キャンパス5号館3階343室にご参集ください。研究会の進め方、曜日・時間など、参加者の希望を調整します。


2009年1月24日(土)追記

 参加をご希望の方は、3月のプレ会合までにとりあえず下記の4巻本の序論を読んでおいてください。

 Reiner Grundmann & Nico Stehr (eds.),Society: Critical Concepts in Sociology, 4vols, Routledge, 2009. 出たばっかしです。入手できない方は首都大学東京南大沢キャンパス5号館343へどうぞ。

 

 まずはStephen D. Krasner, 1999:Sovereignty: Organized Hypocrisy, Princeton UP. でも読んでみますか?

 いやいや。石田雄, 1984年, 『日本の社会科学』東大出版会. で様子みますか?

 Brunner, Conze & Kosellek, 1972-99:Geschichtliche Grundbegriffe, Cotta. は最高ですが、ドイツ語ですからね。(でもこれを読まないと、ルーマンの『社会構造とゼマンティーク』は読めません。)

 





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最終更新:2011年06月22日 12:56